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初めてのビッド シンプルオーバーコールの後 |
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初めてのビッド シンプルオーバーコールの後 |
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オポーネントがオープンし、パートナーがオーバーコールをした後の展開についてまとめます。
ダブルから入るオーバーコール
右のオポーネントがオープンしたすぐ後や、オポーネントのオープン、レスポンスがあった後に介入するビッドをオーバーコールと呼びます。オーバーコールの目的には次のようなものがあります。
１．ビッドの競り合いに勝って自分たちがコントラクトを買い取る（プレイする側になる）。
２．自分たちのゲームのコントラクトをめざす（まれ）。
３．オポーネントがよいコントラクトに到達するのを邪魔する。
４．オポーネントと競り合って、達成できないコントラクトをビッドさせる。
５．ディフェンスになったときに備えてパートナーに手の情報を教える。
オポーネントがオープンした場合、オープナーは平均以上の手をすでに持っているので、
２の「自分たちのゲームをめざす」のは、無理なことが多いです。
ダブルから入るＮＴオーバーコール
オーバーコールのときは、オープンやレスポンスと違って、ゆっくりとよい切り札を探している余裕はありません。オポーネントはそこそこ強いことがわかっているし、ビッドするチャンスは１回きりかもしれないからです。また、レスポンダーはすでにオープナーの強さを知っているのでペナルティダブルをかけられる可能性も高いのです。
そこで、オーバーコールをするときは、枚数が多くて絵札もあるスートをビッド
するようにします。ハンドのＨＣＰが多くても、４枚以下のスートや、Ｊしかないようなスートをビッドしてはいけません。
ＡＪ６４
Ｋ４
Ｑ９８
Ｋ10８５ |
オーバーコールしない （パス） |
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ＡＱＪ９８
７４
10９８５
Ｋ８ |
１Ｓとオーバーコールする |
パートナーがテイクアウトダブルをかけたら
オポーネントがオープンした後ですから、自分たちにゲームがつくれる可能性はかなり低いです。この場合、お互いのＨＣＰを伝え合ってもあまり意味がありません。少ないビッドチャンスの中でオポーネントとうまく競り合うためには、積極的な介入が必要です。自分が持っていないＨＣＰはパートナーが持っていると信じて果敢に介入しましょう。
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ＡＱＪ９８
７４
10９８５
８５ |
１Ｓとオーバーコールする |
まとめ
バランシングポジションでのジャンプオーバーコールは強いことを示す。 |
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| ５枚以上のスートがない | ５枚以上のスートがある | |
| ７点以下 | パス | ２の代で長いスートをビッド（パートナーはパスする） |
| ８-９点 | ２ＮＴ（パートナーはパスか３ＮＴを選ぶ） | ２の代か３の代で長いスートをビッド |
| １０点以上 | ３ＮＴ | ３の代で長いスートをビッド（パートナーはレイズか３ＮＴを選ぶ） （６枚のメジャーなら４の代でビッド） |
例題
Ｋ９５
４
ＫＪ10９４
ＡＪ６３
このハンドをもっていて、次のオークションのとき何とビッドしますか？（答えはＡの後にあります。行を選択して文字を反転させると読むことができます。）
| Ｑ１ ＬＨＯ パートナー ＲＨＯ あなた − Pass １
？
Ａ １Ｄ |
Ｑ２ ＬＨＯ パートナー ＲＨＯ あなた − Pass １
？
Ａ パス |
| Ｑ３ ＬＨＯ パートナー ＲＨＯ あなた − Pass １
？
Ａ ダブル |
Ｑ４ ＬＨＯ パートナー ＲＨＯ あなた − Pass １
？
Ａ パス |
