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初めてのビッド ハンドの評価 |
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初めてのビッド ハンドの評価 |
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ここでは、ハンドの強い、弱いの判断のしかたを解説します。
ＨＣＰによる評価
Ａ４点、Ｋ３点、Ｑ２ 点、Ｊ１点として合計したものがハイカードポイント（ＨＣＰ）で、ハンド評価の基本です。もちろんＨＣＰが多い方が強い手ですが、何点だと どのくらい強いのでしょうか？
ＨＣＰは５２枚全部ではＡ，Ｋ，Ｑ，Ｊが各４枚あるので４０点なので、一人平
均は１０点
です。１０点より多いかどうかで、手の強い、弱いの目安とすることができます。
 ＡＪ６４ Ｋ４ Ｑ９８ ＫＪ８５ |
ＡＪ６４ Ｋ４ Ｑ９８ ７５３２ |
Ｊ６４２ Ｋ４ ９８３ Ｋ10８５ |
| １４ＨＣＰ（強め） | １０ＨＣＰ（普通） | ７ＨＣＰ（弱い） |
ハンドの形による評価
ＨＣＰが同じでも、各スートの長さによって強い、弱いは変わってきます。
長いスートのある手は、そ
のスートを切り札にできれば強い手です。
| − − ＡＫＱＪ10９８７６５４３２ − |
− ＱＪ10６５４ ＡＫ９８７３２ − |
Ａ５４３ Ｑ10２ Ｋ９８７ Ｊ６ |
| ダイヤモンドを切り札にすれば、 １３トリックとれる |
１０トリックくらい | 数トリック |
例題 次の各ハンドを（スペードを切り札にしてプレイするときに）強い順に並べてください。
（答えはＡの後にあります。行を選択して文字を反転させると読むことができます。）
| ハンド１ ＡＫＱ９４２ ８７ − ＱＪ10６３
Ａ ハンド１＞ハンド３＞ハンド２ |
ハンド２ Ａ９４２ Ｑ７ ＫＱ８ Ｊ10６３ |
ハンド３ ＡＫＱ９４２ 10７６ ８ ＱＪ３ |
手の形をみる
切り札を非常に多く持っていたり、０枚や１枚のスートがあるとき、また切り札以外にも長いスートがあるような アンバランスハンドでは、その長いスートを切り札にできれば、同じＨＣＰのバランスした手に比べて多くのトリックを取ることができ ます。
次の例では、パートナーの手はすべて同じです。あなたの手はどれもＨＣＰ１３点ですが、
手の形が違います。それぞれの手で何トリック取れるのか考えてみてください。
| コントラクト |
４Ｓ |
５Ｓ |
６Ｓ |
| パートナー |
Ｋ10７３ ＫＪ６３ Ａ９２ Ｑ９ |
Ｋ10７３ ＫＪ６３ Ａ９２ Ｑ９ |
Ｋ10７３ ＫＪ６３ Ａ９２ Ｑ９ |
| 自分 |
ＡＪ９２ Ａ８７ ＫＪ６３ ７５ バランスハンド |
ＡＪ９４２ Ａ８７ ＫＪ６３ ７ アンバランスハンド |
ＡＪ９４２ Ａ８ ＫＪ10６３ ７ ２スーター |
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では動きません。 別ウインドウが開いてJAVAアプレットが始まるまで 15秒ほどかかります。 |
絵札の配置をみる
もし、ハンドの形（各スートの枚数）も、絵札の数が同じでも、絵札がどのスートにあるかで手の強さは変わってきます。
絵札が長いスートにあると、長くて強いスートになり、強い手にな
ります。
一方絵札が短いスートにあると、無駄になったり、パートナーとのコミュニケーションが悪くなったりしがちです。
次の例では、パートナーの手はほとんど同じです。あなたの手はどちらも形も絵札の種類も同じですが、 絵札の配置が違います。それぞれの手で何トリック取れるのか考えてみてください。
| コントラクト |
４Ｓ |
２Ｓ（３Ｓ） |
| パートナー |
10７３ ＫＪ６３ Ａ９２ Ｋ９６ |
Ｋ７３ Ａ９６３ Ｊ７２ Ｋ９６ |
| 自分 |
ＡＫＱ９２ ８７ ７４ ＱＪ10３ 長いスートに絵札 |
Ｑ９５４２ ＱＪ ＡＫ １０５３２ 短いスートに絵札 |
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２人の手があうかどうかをみる
特にアンバランスハンドの場合、パートナーのハンドとうまくかみ合えば予想外に多くのトリックをとることができますが、もし
もかみあわなければ（ミスフィット）逆にトリックがとりにくくなります。
基本的に、自分の長いスートをパートナーも多く持っている（よくフィットしている）ほうが強 いのです。
次の例では、今度はあなたの手はすべて同じです。パートナーの手はどれもＨＣＰ１３点ですが、 あなたの手とあうかどうかが違います。それぞれの手で何トリック取れるのか考えてみてください。
| コントラクト |
４Ｓ |
２ＮＴ |
６Ｓ |
| パートナー |
10７３ Ｋ９６３ Ａ９２ ＡＱ９ |
３ Ｋ９６３ Ａ10９４２ ＡＱ９ |
10８７６３ Ｋ６ Ａ２ ＡＱ９４ |
| 自分 |
ＡＱ９４２ Ｑ８７ ７ ＫＪ６３ 普通のフィット |
ＡＪ９４２ Ｑ８７ ７ ＫＪ６３ ミスフィット |
ＡＱ９４２ Ｑ８７ ７ ＫＪ６３ ビッグフィット |
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プレイ向き？ディフェンス向き？
自分のスートを切り札にしてプレイすればトリックがたくさん取れるが、ディフェンスにまわるとまったくだめなプレイ向きのハンドと、プレイ、ディ フェンス、どちらでもそこそこ活躍できるハンドがあります。
プレイ向きのハンド： 長いスートがあり、短いスートにはＫやＱのアナーがない手
| 例１ ＡＫ９８７４２ 10７６ Ａ Ｊ３ |
例２ ＡＫＱ９４２ ８７ − ＱＪ10６３ |
ディフェンスでも活躍するハンド ： 絵札に偏りのないバランスハンド。アン バランスでも短いスートに絵札のある手。同時にＮＴ向きの手でもあります。
| 例１ Ｋ10８７ Ｋ９６ Ｑ２ Ａ９４３
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例２ Ａ９８６４ Ｑ８ Ｋ２ ＱＪ８３
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バランスハンドでは、もしＨＣＰが多くても無理にオポーネントと競り合って高い代をビッドす
るよりも、ダブルをかけてでもディフェンスに回る選択がよいのです。
