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初めてのビッド オープナーのリビッド（２） |
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初めてのビッド オープナーのリビッド（２） |
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１の代のスートでオープンして、パートナーがレイズしなかったとき、オープナーは自分の手を表現するビッドをします。自分の手が バランスハンドかアンバランスハンドかでビッドのしかたが分かれます。
サポートがあればレイズ
レスポンダーのスートに４枚以上のサポートがあれば、必ずレイズ
します。ミニマムなら１つ、１６−１８点で２つ、１９点以上の強さでゲームまでレイズします。
 Ａ４ ＡＪ６４ Ｑ９８ Ｋ10８５ |
自分 パートナー １Ｃ １Ｈ ２Ｈ |
| Ａ４ ＡＪ６４ Ｑ８ ＫＱ10８５ |
自分 パートナー １Ｃ １Ｈ ３Ｈ |
１の代で言えるスートがあ
ればビッド
レスポンダーがスートをビッドして、自分に１の代でビッドできる４枚以上のスートがあれば
ビッドしましょう。４−４フィットを見つけられます。ものすごく強い（１９ＨＣＰ以上くらい）のでなければジャンプする必要はあり
ません。
| ＡＪ６４ Ａ４ Ｑ９８ Ｋ10８５ |
自分 パートナー １Ｃ １Ｈ １Ｓ |
| ＡＪ６４ Ａ４ Ｑ８ ＫＱ10８５ |
自分 パートナー １Ｃ １Ｈ １Ｓ |
バランスハンドならＮＴを
自分の手が、４−３−３−３、４−４−３−２、５−３−３−２のどれかのハンドパターンに当てはまるとき、バランスハンドと言います。
バランスハンドはノートランプ向き。 ４枚のスー
トが２つあったり５枚のスートがあっても、
積極的にＮＴをビッド、または、パートナーのＮＴビッドをパスします。
| Ａ４ ＡＪ６４ Ｑ９８ Ｋ10８５ |
自分 パートナー １Ｃ １Ｓ １ＮＴ |
| ＡＪ６４ Ａ４ Ｋ10８５ Ｑ９８ |
自分 パートナー １Ｄ １ＮＴ パス |
アンバランスハンドならスートを
バランスハンド以外の手をアンバランスハンドと言います。５−４−２−２、５−４−３−１、６−３−２−２などの形が多いでしょう。
アンバランスハンドは切り札のあるスーツコントラクト向きな
ので、ＮＴのビッ
ドを避けたり、パートナーのＮＴビッドをパスしない
ようにします。
とくに、シングルトン（１枚のスート）やボイド（０枚のスート）があるときはできるだけノートランプコントラクトを避けましょう。
| ４ ＡＫＪ６４ Ｑ９８ Ｋ10８５ |
自分 パートナー １Ｈ １Ｓ ２Ｃ |
| ＡＪ６４ ４ ＫＱ10８５ Ｑ９８ |
自分 パートナー １Ｄ １ＮＴ ２Ｄ |
２の代のスートリビッドはアンバランスハンドで
バランスハンドでは２の 代のスートをリビッドしないスタイルがおすすめです。
そうすれば、２の代の新しいスートのリビッドは、２つのスートを５−４以上の長さで
持っていることを示し、最初にオープンしたスートは１度しかビッドしていなくても、パートナーには５
枚以
上ある
と伝わります
。
ただし、まれに例外として、４−４−４−１のケースや、５−３−
３−２の手で１ＮＴオープンを避けた場合があります。
| ４ ＡＱ８ ＡＪ10６４ ＫＱ８５ |
自分 パートナー １Ｄ １Ｓ ２Ｃ（※） ３Ｄ ３ＮＴ ※ここでオープンしたダイヤモンドが５枚以上と伝わった。 |
２NTリビッドは要注意
１の代のスートでオープンして次に２NTとリビッドするのはどんな手なのでしょうか？
まず、レスポンダーがその前に何とビッドしたかによって２NTの意
味は違います。
レスポンダーが１の代のスートまたは１NTをビッドした後で、オープナーが２NTにジャンプするの
は、１９−２０（または１８−１９）の強いバランスハ
ンド
を示し、レスポンダーが８、９点くらいあれば３NTに行きたいという意思を示します。
| Ｋ４ ＡＪ６ ＡＱ９ ＫＱ８５４ |
自分 パートナー １Ｃ １Ｓ ２ＮＴ パスか３ＮＴ |
レスポンダーが２の代のスートをビッドした後、オープナーが２NTとリビッドする強さはどの程度でしょうか？これについては、大きく２流派にわか
れます。
古典的には、ジャンプしない
２ＮＴリビッドは１６−１８ＨＣＰ程度を表すことになっており、ミニマムのバランスハンドでは２ＮＴではなくスートをリ
ビッドすることになっていました。しかし、このスタイルは、２の代のスーツリビッドがアンバランスハンドを示さないことになります。
最近では１６−１８のバランスハンドは、はじめから１NTでオープンし、１３−１５のバラ
ンスハンドで２ＮＴとリビッドする取り決めがより一般的で
す。
| Ａ７５ ＫＱ９８５ Ｋ６４ Ｊ４ |
自分 パートナー １Ｈ ２Ｃ ２ＮＴ |
| ＡＫ４ ＫＱ８５４ Ａ７５ Ｊ６ |
自分 パートナー １Ｈ ２Ｃ ２Ｄ（※） ※ １７,８点くらいまで可能性を残すビッド。 ただし、このような５３３２形は、１Ｈではなく１ＮＴオープンがおすすめ。 |
１Cオープンに１NTレスポ
ンスがきたら
パートナーが１Ｃオープンしたら、レスポンダーは４枚の新しいスーツをビッドするのが普通ですが、もしも１ＮＴとレスポンスが来たら、それは自分が１ＮＴのディクレアラーになりたいとい うレスポンダーの主張です。８−１０ＨＣＰのＳ３-Ｈ３-Ｄ４-Ｃ３ または Ｓ３-Ｈ３-Ｄ３-Ｃ４ のような手を示すのです。
普通のミニマムバランスハンドなら当然パスして、パートナーに１ＮＴをプレイさせてあげましょう。クラブが５枚以上のアンバランスハンドでは、 ２Ｃに直してあげた方が安全かもしれません。
２ＮＴや３ＮＴレスポンス
に対して
これらのレスポンスはあまりありませんが、レスポンダーが１度パスしていた場合などに
はよく起こります。
２ＮＴは１０−１２ＨＣＰ、３ＮＴは１３−１５ＨＣＰのバランスハンドで、メジャーのゲームには興味がない手を示します。たいていマイナーに4枚づつく
らい持ってい
ます。
この場合、レスポンダーは 1度でハンド（パターンと点数）を示しきっているので、オープナーがコントラクトを判断します。
ただし、１９８０年代ごろまでは、これをそれぞれ一段階強い１３−１５ＨＣＰ，１６−１８ＨＣＰとする取り 決めが普通でし たし、 メジャーオープンに対する２ＮＴや３NTをゲームフォーシングレイズの一種に取り決める場合も増えており、事前確認が必要です。
| ＡＪ６４ Ｋ４ Ｑ９８ Ｋ10８５ |
自分 パートナー １Ｃ ２ＮＴ パス（※） ※１３ＨＣＰではパートナーの約１１ＨＣＰと合計して２６ＨＣＰにはならないので。 |
